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不動産登記の名義変更で失敗しやすい例

不動産登記簿の名義変更は、単に名義を変えるだけの行為ではありません。
不動産登記簿の名義には税金が密接に関係しており、必ず何らか税金が発生すると考えて間違いありません。
登記がされれば税務署に情報が伝わり、状況確認が入ります。
例えば売買であれば譲渡所得税等の調査が入りますし、贈与であれば贈与税の申告状況が調査されるでしょう。
失敗例の代表的なものは、不動産の生前贈与です。
終活で不動産の生前贈与を考える人は少なくありませんが、相続税対策のつもりで親から子へ生前贈与した場合、相続税は減らせても贈与税が発生します。
実は贈与税は相続税の補填税で、相続税より税率が圧倒的に高額です。
資産を減らす目的なら、かえって高額な税金が発生しないよう、まずは専門家へ相談するのが賢明でしょう。
多いのは法務局の職員から贈与の方法を聞き、税のことを確認せず手続きしてしまうことです。
手続きはもちろんできますが、忘れた頃に税務署から封筒が届き、贈与税の請求を受けてびっくりすることになりかねません。
数百万円~一千万円以上にも及び、右往左往することになります。
ただ、もしこのような事態になってしまったら、とにかく税務署へ相談し贈与を取り消すなどの対策をすべきです。
当然所有権移転の抹消が必要ですが、税務署も正当な手続きをするなら認めてくれるのが一般的ですので、必ずすぐに連絡をしてください。

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